洋裁を始めて、ある一冊の本に出会いました。
人生の生き方も教えてくれる方。
私は、勝手に人生の師匠と呼んでいます。
その方は、FU-KO basics 美濃羽まゆみさん
美濃羽まゆみさんは、洋裁作家であり、手作り暮らし研究家。
服を作るきっかけは、長女さんに合う服を作るためだったそうです。
どんな服を作ろうかと、手芸店の本棚の前で悩んでいた時、
美濃羽まゆみさんの著書『男の子にも女の子にも、作ってあげたい服』の表紙に目を惹かれました。
シンプルだけど、おしゃれで、可愛い服。
「子供の服にこんなにおしゃれな服があるんだ。」
と、今まで知らなかった道が開かれた感覚でした。
クロスショルダーサロペットやコックさんブラウス。
名前を聞いただけで、ワクワクするような服がズラリ。
この本に出会ったあの日以来、服を作るのがとても楽しみになりました。
この本以外にも、何冊も本を出版されていて、新しい本が出るのが楽しみすぎて待ちきれません。
そんな、美濃羽まゆみさんは、手作り暮らし研究家でもあり、住んでいらっしゃる町家や使われている物がとても素敵です。
今では、当たり前のモノではなく、古いものを大切に使って生活されている姿は、とても輝いていて美しいです。
自分が師匠みたいになるには、まだまだ未熟です。
でも、何かにこだわりを持って、生きて行きたい。
そう思うようになったのも師匠との出会いがきっかけです。
いつか、美濃羽まゆみさんのように、人を感動させられるような服を作ったり、自分のこだわりを貫けられるような、そんな人になれるように。
『Occhin Dakko』が私の未来です。