独学でミシンを学び、『Occhin Dakko』を立ち上げた私が服を作れるようになるまでの経緯を紹介したいと思います。
子供の服が作りたい!自分に合う服が作りたい!と思いませんか?
全くの初心者、学生以来ミシンを触ったことがない、周りにミシンができる人もいない。
そんな方でも、服が作れるようになります。
一緒に作れるようになりましょう!
- 型紙作りとは?
- 型紙作りに必要な道具
- 縫い代について
服作りの始めは『型紙作り』
洋裁の作業は、ミシンだけではありません。
ミシンの作業は、全体の半分です。
その他半分は、「ミシンで縫うための準備」になります。
その準備の始めの作業は、『型紙作り』です。
デザインから服を作る場合は、服のデザインを絵におこし、パターン(型紙)を一から作ります。
初心者の場合は、パターンを作ることはできないので、作りたいと思う服を選び、付属の型紙を利用するところから始めましょう。
型紙を単体で購入することができますが、通常は、何着か記載されている本を購入すると思います。
その本に付属している型紙には、複数の服の型紙、サイズ展開された型紙が1枚の紙に重ねて記載されています。
その中から、自分の作りたい服・サイズの型紙をハトロン紙に写します。
これが、『型紙作り』です。
型紙作りのポイント
型紙作りで揃えたい道具
型紙作りには、必要な道具があるのでまずは、それを揃えましょう。
- Bのシャーペンまたは鉛筆
- 30㎝・50㎝の透明の定規
- ハサミまたはカッター(ローリングカッター)
- ハトロン紙(ロールタイプまたはカットタイプ)
- 文鎮またはファブリックファイト
30㎝・50㎝の透明の定規
定規は数種類用意すると便利です。
子供の服には、短い定規を、大人の服には長い定規を使い分けると描きやすくなります。
写すのに使うには、これらの定規が便利ですが、カッターで切る場合はカッターで定規が傷つきます。
カッター用の定規も揃えましょう。
ハトロン紙
ハトロン紙とは、型紙を写すための紙です。
薄手で透けていますが、丈夫な紙です。
ロールタイプは量が多いので、カットタイプのハトロン紙で十分です。
作りたい服・サイズの型紙をトレーシングペーパーで写すイメージです。
文鎮
型紙を写すときは、文鎮を使うことで型紙とハトロン紙が動かないので綺麗に写すことができます。
縫い代はどうする?
型紙には縫い代がついていません。
型紙を描き写したハトロン紙上に必要な縫い代を描いていきます。
縫い代をつけず、出来上がり線でカットした型紙を使用して、生地を切るときに縫い代分をプラスする場合もあります。
しかし、この方法で生地を切ると、生地に縫い代を描く必要があります。
同じだけ時間がかかり、かつ生地に描くのは難しいので、初心者の方はハトロン紙に縫い代を描く方法がおすすめです。
丁寧に写そう
型紙は、服の形・縫い代の幅を決めています。
写し間違えると、形が違ったり、縫い代が足りなかったりとあとあと失敗していまうことがあいります。
また、曲線を定規で写すのが難しいです。
曲線定規もありますが、直線定規を少しずつずらして描いていくこともできます。
まずは、丁寧に直線定規を使って型紙を写していきましょう。